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ハイズン病院

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ハイズン省立ハイズン総合病院です。どうです立派な建物でしょう。
このような建物が何棟も建っています。以前よく行っていた市場もこの隣ですが中に入ったのは初めてでした。
ずいぶん立派な建物なのでこれなら少々の病気ならここでもいいかななどと思ってしまうくらいでした。
まあ、そのような好印象でいざ健康診断に望みました。
まず健康診断の担当のような女医さん?のところに行って、付き添いのため一緒に行ってくれたベトナム人のスタッフがいろいろと行き先を指示されていました。総合病院の中のいろいろな診療科を健康診断のために回り歩くわけです。各科には普通の患者さんたちがいっぱい診察を待っています。まず4階で体重を量りましたが、靴も脱がず、ズボンのポケットの中身も出さずに瞬間的に終了。いいのかなーと若干疑問を持ちながら、1階に下りてテラスのようになっていて外部との壁がない待合所みたいなところで待っていると付き添いのスタッフに呼ばれて行ったらなんとそこは採血カウンターでした。おい、屋外で採血するのか!と驚きましたが郷に入れば業に従えで、採血の注射器はちゃんと新品を使用しているのを確認したので(いくらなんでも当たり前か)、採血してもらいましたが、針が刺さって気がつきましたが普通の日本の針より太いです。また手動吸引式(注射器)なので緊張が走りましたが経験が幸いして言葉は通じなくても何とかなりました。(でも次を急がされて採血痕は今も内出血です)ところが次に細い試験管(直径8mm位)を渡されたのですが、最初何をするのか想像できません。どうもあそこに行けと身振りで示された先はベ シン!=トイレです。採尿だとわかりました。でもこの細い試験管にどうやっておしっこを入れるのでしょうか。後でよく考えれば日本でも採尿してから持っていくときに使いますが、それとは見た感じがかなり違い想像できず途方に暮れてしまいました。トイレに入りうまく試験管に入れるための何かないかと探しましたが全く何もありません。驚きと緊張でなかなか出ず苦労しました。まあこの辺は序の口で、X線撮影では複数の人を同時に部屋に入れ、待合廊下ではたばこ臭いことに気づき、医師の机の上にたばこが置いてあるのを目撃し、カルテに記入するのに文鎮を使っているからどうしてかと思ったら窓が全開でエアコンはない事を発見し、心電図をとる為には木製のベッドに寝かされ、診療ベッドに寝かされて目を治療されている人のすぐ脇に立って手振りで検眼を行い、これだけいろいろのところを回りましたが英語を話した医師は一人だけという結果に緊張で精神的に疲れ果てて帰ってきました。
会社に戻ってハイズン病院に行ってきた話をしたら「野戦病院みたいだったでしょ」と言われ納得しました。
by shu1kat | 2011-11-02 00:30 | ハイズン日記


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